2023/09/17 07:12
短編小説「大きなうんこ」
ある日の昼下がり、小さな町の公園で大きな騒ぎが起きました。人々が集まり、驚きと笑い声が広がります。その理由は、公園の中央に大きなうんこが現れたからです。 「なんだ、あれは！？」と驚きの声が上がります。人々は一斉にそのうんこを見つめ、どうしてそんな大きなうんこが公園に現れたのかを疑問に思います。 うんこは、見るからに立派なものでした。その大きさはなんとも言えず、まるで巨大な彫刻のようでした。周りには黄色いテープが張られ、うんこを取り囲むように立ち入り禁止の看板が立てられていました。 町の人々は驚きつつも、笑いをこらえるのが大変でした。公園には観光客も多く、カメラを構えてうんこの写真を撮っている人もいました。 うんこの正体については、町の人々にはまったくわかりませんでした。誰が、なぜこんな大きなうんこを公園に置いたのか、まったくの謎です。 「ほんとうに、もう笑えないよ」と一人の女性がつぶやきます。彼女は困惑しながらも、うんこがなぜ公園に現れたのかを知りたいと思っていました。 すると、その時、公園の入り口から一人の男性が現れました。彼はおどおどとした様子で、周囲を見回しながら近づいてきました。 「すみません、あのうんこは私の作品です」と男性が言いました。すると、周囲の人々が一斉に驚きの声を上げます。 「あなたが作ったの！？」と人々が尋ねます。男性は頭を下げながら、恐る恐る話し始めました。 「実は、私は彫刻家をしているんです。このうんこは、私の作品なんです。」 人々は驚きつつも、興味津々で男性の話を聞きます。彫刻家がうんこを作品にするとは、なんとも奇妙な発想です。 「私は普段、芸術作品を作っていますが、どうしても注目されないんです。だから、それで思いついたんです。うんこの彫刻を作って、人々に注目してもらおうと思ったんです」 男性の言葉に、人々は思わず笑ってしまいます。確かに、うんこの彫刻が公園に現れたら、誰だって注目はするでしょう。 「でも、こんな大きなうんこを作るなんて、本当に大変でした。彫刻には一週間以上かかりましたよ」と男性は自慢げに話します。 人々は思わず笑いながらも、男性の情熱に感心しています。彼の行動力と創造力に、町の人々は敬意を抱くのです。 そして、いつの間にか公園のうんこは町のシンボルとなりました。町を訪れる人々は、必ずと言っていいほどうんこの彫刻を見に公園にやってきます。 彫刻家の男性は、町の名物となったうんこを作品として誇りに思っています。彼の創造力と冒険心が、人々に勇気を与える存在となったのです。 この小さな町には、大きなうんこの彫刻がある。それは笑いと驚きをもたらし、人々の心を豊かにしていくのでした。 終わり