ある日、私はトイレに座っていた。その日は何かが違った。いつものように用を足し、流すはずのうんこが、なかなか流れないのだ。私は焦りを感じながら、トイレットペーパーを手に取り、時間をかけて丁寧に拭いた。しかし、うんこは依然として流れないままだった。 私は不思議に思いながら、うんこの姿をよく見てみると、それはなんとも特異な形をしていた。まるで小さな山のような形状で、その頂上には何かが輝いているように見えた。私は興味津々で、トイレットペーパーを使ってその輝くものを取り出してみることにした。 うんこを解剖していくうちに、私は驚きの連続に遭遇した。その輝くものはなんと、宝石だったのだ。しかも、これまで見たこともないような美しい色と輝きを持っているのだ。私は目を見張りながら、その宝石を手に取り、じっと眺めた。 しかし、その宝石に触れた瞬間、私の周りに不思議な現象が起き始めた。トイレの壁からは花が咲き、水洗音が美しい音楽に変わり、さらにはトイレットペーパーが舞い上がってきた。私は驚きと喜びに満ちた気持ちで、その場に座り込んでしまった。 すると、一瞬にして私は別の世界にいるような感覚に陥った。私の周りには美しい風景が広がり、そこには多くの人々が笑顔で暮らしている光景が広がっていた。私は驚きながらも、その世界に身を委ねることにした。 その世界では、うんこは人々の願いを叶える力を持っていたのだ。人々は自分の願いをうんこに託し、それが実現するというのだ。私はその力に感動し、自分の願いを思い浮かべることにした。 私の願いはシンプルだった。私は幸せな人生を送りたい、という願いをうんこに託した。すると、その瞬間から私の人生は変わり始めた。幸せな出来事が次々と起こり、私は充実感と喜びに満たされていった。 しかし、私は忘れていた。その力は一度きりのものだということを。私は贅沢にも、他の願いを叶えてもらおうとしたが、うんこはただ黙っているだけだった。私は失望し、悔しさを感じながら、その世界から帰ることにした。 現実のトイレに戻った私は、改めてうんこを流そうとした。そして、再びうんこが流れていく様子を見ながら、私は思った。「うんこはただのうんこだ。ただの排泄物に過ぎない」と。 私は笑いながら、トイレを出た。それからというもの、私は人生の中で起こるさまざまな出来事に感謝し、幸せを感じることを大切にしている。うんこの大冒険は私にとって、貴重な教訓となったのだ。 終わり