町の小さなアパートに住む主人公、太郎は、最近不気味な出来事に悩まされていた。それは、自宅の近くで起こる連続した出来事だった。何度も何度も、彼の周りにはうんこが現れるのだ。 最初は偶然だと思っていた太郎だったが、次第にその出来事が彼に迫ってくるような感覚に襲われるようになった。道端の歩道に落ちているうんこ、自宅の玄関先に置かれたうんこの山、さらには自分のベッドの中にまで現れるうんこ。どこにいても、どんなに用心しても、太郎の周りには必ずと言っていいほどうんこが現れるのだ。 最初のうちはただの迷惑な出来事として受け入れていた太郎だったが、次第に恐怖心が募っていく。彼は自分の周りにうんこが現れる理由を探ろうとするが、どんなに考えても答えが見つからない。さらに彼の友人たちにも相談するが、誰もが彼をからかい、冗談めかして言う。 「お前、うんこストーカーとか言ってるけど、それってただの幻想じゃないの?」 太郎は友人たちの言葉に傷つきながらも、彼らには自分の恐怖を理解してもらえないことを悟る。孤独感と恐怖心がますます募る中、太郎はある決意をする。 彼は夜の町に繰り出し、うんこが現れる場所を探し始める。彼は街灯の明かりの下でじっと待ち、周囲を見渡す。すると、突然、不気味な笑い声が聞こえてきた。 「ふふふ、やっと見つけたね、太郎くん」 声の主は、黒いコートに身を包んだ男だった。彼の顔は闇に隠れており、太郎は彼の正体を見ることができなかった。しかし、彼の声からは明らかに邪悪な気配が感じられた。 「なぜ私をつけ狙っているんだ?何が目的なんだ!」 太郎は声を震わせながら問い詰めるが、男はにやりと笑いながら答える。 「太郎くん、私はただのうんこではないよ。私はあなたの心の闇そのものだよ」 その言葉に太郎は驚愕する。彼の周りに現れるうんこは、自分自身の心の闇の現れだったのだ。彼は何度も何度も自分の中で抑えつけてきた感情が形を変えて姿を現すことに気づく。 「なぜ私につけ狙うの?」 太郎は絶望の声で叫ぶが、男は再びにやりと笑いながら言った。 「太郎くん、あなたは自分の闇と向き合う勇気を持っていない。だから私があなたを追い詰めるのさ。」 太郎は男の言葉に恐怖と絶望を感じながらも、最後の力を振り絞って叫んだ。 「私は闇と向き合う覚悟がある!」 その言葉と共に、太郎の周りに現れるうんこは消え去り、彼の心の闇も同時に褪せていく。彼は新たな力を手に入れ、自分自身と向き合う覚悟を決めたのだ。 この出来事以降、太郎の周りにはうんこは現れることはなくなり、彼の心も穏やかになっていった。彼は自分の闇と向き合い、自分自身を受け入れることを学んだのだ。それからというもの、太郎は自分の心の闇を抱えた人々を助けるために専門のカウンセラーとして活動するようになった。 彼は自分自身の経験を通じて、闇を抱える人々に勇気を与え、彼らの心を癒すことができるようになった。太郎はうんこストーカーという過去を乗り越え、新たな人生を歩み始めたのだった。