町の片隅にある小さな公園。夜になると、そこには奇妙な現象が起こるという噂が広まっていた。 ある日の夜、主人公の太郎は友人のケンジと一緒にその公園にやってきた。二人は興味本位でその現象を確かめるため、夜の公園に立ち入ったのだ。 月明かりが公園を照らし、木々の葉がそよ風に揺れていた。太郎とケンジは少し緊張しながらも公園の中心に立って待った。 すると、突然公園の中央から何かが現れた。それはなんと、うんこだった。夜の闇に包まれたうんこが、ゆっくりと地面を這っていく光景は、まさに不気味そのものだった。 太郎とケンジは驚きながらも、その奇妙な現象を見つめていた。うんこの動きはどこか人間のようなものを感じさせ、その姿勢はまるで歩くかのようだった。 「これが噂の現象なのか…」太郎が小さな声で呟いた。 すると、突然うんこが一瞬停止し、太郎たちに向かって顔を上げたかのような仕草を見せた。その瞬間、太郎たちはゾクッとした。 「な、何だよ…」ケンジの声が震えていた。 うんこは再び動き出し、太郎たちに向かって進んできた。その姿勢はますます人間らしくなり、その表情は怒りや憎しみを感じさせるものだった。 太郎とケンジは恐怖に震えながらも、必死で逃げようとした。しかし、うんこは不気味な速さで追いかけてきた。 「助けてくれ!」太郎が叫びながら走る。ケンジも必死で足を動かし、二人は公園の外に脱出した。 息を切らせながら、二人は公園の外で立ち止まった。太郎は汗まみれになりながら言った。 「なんだあれは…普通のうんこじゃなかった…」 ケンジも顔を青くしてうなずいた。 「本当に怖かった…あんなものが歩いてくるなんて…」 二人はしばらく呆然と立ち尽くしていた。しかし、その後は決して公園には近づかなかった。 それから数年後、太郎はその不気味な現象について調べていた。すると、ある伝説を見つけた。 それによると、その公園でうんこが夜歩く現象は、かつて公園に埋められた人々の怨念が具現化したものだというのだ。 太郎は自分たちが目にしたうんこの怨念を感じ、背筋が凍る思いがした。その伝説を知った彼は、二度とその公園には足を踏み入れることはなかった。 それからというもの、太郎は夜の公園を通るたびに、不気味なうんこの姿を思い出しては、身震いしていた。