2023/08/31 22:16
短編小説「うんこの山登頂記」
高校生の主人公、佐藤悠斗は、夏休みに入ってからずっと家に引きこもっていた。友達との約束もなく、特にすることもない彼は、ひたすらゲームに没頭していた。 そんなある日、悠斗はふと、トイレに行く必要を感じた。しかし、ゲームに夢中になっていた彼は、なかなか立ち上がることができなかった。とうとう限界を迎え、悠斗はトイレに向かうことにした。 トイレに着いた悠斗は、驚愕の光景に出くわした。なんと、彼の家のトイレには、巨大なうんこの山ができていたのだ。 「これは一体…何が起きているんだ？」悠斗は驚きながらも、興味津々でそのうんこの山を観察し始めた。 うんこの山は、さながら山岳地帯のような形状をしていた。頂上には真っ赤な旗が立てられ、その周りには登山道が整備されていた。登山道には、なぜか登山者たちがひしめいている。 悠斗は不思議に思いながらも、自分もその山に登ってみることにした。他の登山者たちに混じりながら、彼も登山道を進んでいく。 登山道には困難な場所もあり、悠斗は何度か転んでしまったが、それでも彼は諦めずに登り続けた。やがて、彼はうんこの山の頂上にたどり着いた。 頂上からの景色は息をのむほど美しく、悠斗は感動してしまった。しかし、それ以上に驚いたのは、頂上にいる人々の様子だった。 頂上には、様々な人々が集まっていた。彼らは笑顔で話し合い、交流を楽しんでいる様子だった。悠斗は彼らに近づき、何が起きているのか尋ねた。 すると、彼らは笑顔で答えた。「ここは『うんこの山登頂記』というゲームのイベント会場なんだよ。みんなで楽しく山登りをして、頂上で交流を深めるんだ。」 悠斗は目を見開きながら、自分がゲームの中に入り込んでしまったことに気づいた。彼は驚きながらも、周りの人々と交流を深め、楽しい時間を過ごした。 そして、イベントが終わる頃になると、悠斗は元の世界に戻ることになった。彼は残念ながら、うんこの山の頂上に立ったことを証明するものを持ち帰ることはできなかったが、心には一生の思い出が残った。 家に帰った悠斗は、ゲームを再び起動させる。そして、彼は自分の冒険譚を友達に話すことを楽しみにしていた。次のイベントに参加するために、彼は再びゲームの中に飛び込んでいくのだった。 「次はどんな冒険が待っているんだろう…」悠斗はワクワクしながら、ゲームの世界へと旅立っていったのであった。 終わり