ある日の夜、暗い裏通りを走る一台のパトカー。その車内には、風貌の悪そうな二人の刑事が乗っていた。彼らは「うんこ警察」と呼ばれる特殊な部署に所属していた。 「おい、ジョンソン。今夜も忙しそうだな」と、一人の刑事が言った。 ジョンソンはハンドルを握りながら、にやりと笑った。「そうだな、フランク。うんこがあふれてる夜だ。」 彼らが担当しているのは、街で増えすぎた「うんこ事件」の解決だ。最近、街中に突如として現れる巨大なうんこの山。それは人々の生活を脅かし、街のイメージを悪化させていた。 パトカーは街の中心部に差し掛かると、目に入ってくる光景はまさに地獄絵図だった。歩道にはうんこが積み重なり、人々は足元を気にしながら歩くしかなかった。 「これじゃあ、街も滅茶苦茶だよな」とフランクが呟いた。 ジョンソンは眉をひそめながら、街の様子を見渡した。「このままではいけない。街の名誉のためにも、うんこ事件を解決しなければならない。」 二人はパトカーから降り、うんこの山に囲まれた通りを歩いていった。人々は彼らの姿を見ると、安心した表情を浮かべた。 「うんこ警察だ! きっと解決してくれるんだろう」と声が上がる。 ジョンソンは頷きながら、人々に声をかけた。「心配することはない。うんこ警察が街を守るからな。」 彼らは一つ一つのうんこを調べ、分析を始めた。フランクは顕微鏡で微細な粒子を調べ、ジョンソンは現場での証拠を集めた。 すると、あるうんこの中から奇妙な物質が見つかった。それはまるでダイヤモンドのように輝いていた。 ジョンソンは驚きながら、フランクに見せた。「これは一体何だ?」 フランクは顕微鏡を覗き込み、眉をひそめた。「これは…バイオエンジニアリングの成果物だな。人間の排泄物を利用して、ダイヤモンドを作り出せる技術があるらしい。」 二人はうんこの中にダイヤモンドを作る人物を追い求めた。彼らの捜査は街の裏社会にまで及び、闇の中で人々が密かにうんこを集めている様子を目撃した。 そして、ついに彼らは犯人を特定することに成功した。それは、街の有名な宝飾デザイナーだった。 ジョンソンは彼を取り調べながら、怒りを抑える。「なぜこんなことをするんだ? 街を汚すためか?」 宝飾デザイナーは苦笑いしながら答えた。「私は芸術家だ。この街の美しさを取り戻すために、ダイヤモンドを作り出したんだ。」 ジョンソンは深くため息をつきながら、彼を逮捕した。「街の美しさは、人々が心から笑顔で過ごすことから生まれるんだよ。うんこを利用するなんて、あまりにも卑怯だ。」 うんこ警察の活躍により、街のうんこ事件は解決を見た。人々は感謝の気持ちを込めて、二人に拍手を送った。 ジョンソンはフランクと握手を交わしながら、満足そうに笑った。「街の平和は守られたな。うんこ警察、任務完了だ。」 二人はパトカーに乗り込み、街を後にした。彼らの活躍により、街は再び美しく輝き出したのだった。 "完"