2023/08/29 03:53
短編小説「うんこ大要塞」
時は戦国時代。 日本中を覆い尽くす大名たちの争いが絶え間なく繰り広げられていた。 ある日、西の地方に位置する小さな村で、村人たちの間に噂が広まった。 その噂とは、「うんこ大要塞」と呼ばれる謎の要塞が村の近くに現れたというものだ。 村人たちは興味津々で要塞を見に行こうとするが、村の長老である老人は憂いを帯びた表情で言った。 「みなさん、その要塞には近づかない方が良いですよ。あの要塞には不思議な力が宿っていると言われています。」 村人たちは戸惑いながらも、老人の言葉を信じることにした。 しかし、ある日、村の若者である太郎は興味本位で要塞への探検を決意した。 太郎は一人で要塞に向かい、厳しい山道を進んでいく。 やがて要塞が見えてきた。 要塞は巨大な岩山のような姿をしており、その大きさに圧倒される。 太郎は要塞に近づくと、入り口の前にある石碑を見つけた。 石碑には「うんこ大要塞」と刻まれており、太郎は不思議な気持ちになった。 「何故、こんな名前が付いているのだろう？」と太郎は思った。 太郎は要塞の入り口に足を踏み入れると、不思議な光が広がっていく。 すると、要塞の中には驚くべき光景が広がっていた。 中には巨大なトイレがあり、その周りには宝石が散りばめられた壁画が描かれていた。 そして、要塞の最奥には一つの祭壇があり、その上には一輪の花が咲いていた。 太郎は驚きながらも、その美しさに心を奪われた。 「これが、うんこ大要塞なのか・・・」太郎は呟いた。 その時、要塞の奥から謎の声が響いた。 「お前がこの要塞にたどり着いたということは、選ばれし者だ。その花を手に入れることができるか、試してみるが良い。」 太郎は迷うことなく祭壇に近づき、花を手に取った。 すると、要塞は光に包まれ、太郎は意識を失ってしまった。 目が覚めると、太郎は村の外にいた。 村人たちが驚きながらも、太郎を出迎えた。 「太郎、無事で何よりだ。要塞に入った者は、決して戻ることができないと言われていたからな。」 太郎は驚きながらも、村人たちに微笑んだ。 彼は要塞で何かを学び、新たな力を手に入れたのだ。 それからというもの、太郎は村の英雄として、戦国時代を生き抜く決意をしたのであった。