2023/09/20 07:01
短編小説「うんこ・コング」
ある日のこと、世界中の人々が突然、驚くべき現象に見舞われた。空から降り注ぐ小さな粒子が、人々の体内に取り込まれると、彼らの心身は一瞬で変わってしまったのだ。 その現象は「うんこ・コング」と呼ばれ、その名の通り、人々の排泄物が巨大化してしまうというものだった。トイレに座り、普段通りの用を足すと、驚くべき光景が広がっていた。小さな便器の中に、巨大なうんこが詰まっているのだ。驚きと恐怖に震える人々は、この奇妙な現象にどう対処すべきかを模索し始めた。 政府は緊急会議を開き、専門家たちが集まって対策を練った。しかし、うんこ・コングの現象にはまだ解明されていない要素が多く、対処法を見つけることは容易ではなかった。人々は不安と恐怖に包まれたまま、巨大なうんこたちが街中を徘徊する様子を目の当たりにすることとなった。 街は混乱に陥り、日常の営みは壊れてしまった。人々は巨大うんこに対して様々な手段を試した。大砲や戦車を使って攻撃したり、巨大うんこの前に立ちはだかって応戦したりしたが、どれも効果はなかった。巨大うんこはただ無機的に進み続け、建物や車両を踏み潰すばかりだった。 しかし、ある日、一人の少年が巨大うんこに立ち向かった。彼の名前はユウキ。彼は巨大うんこの前に立ちはだかり、勇敢にもその巨体に向かって走り出した。彼は巨大うんこの身体に飛び乗り、必死に手を振り回して攻撃を加えた。 驚きと感動に包まれた人々は、ユウキの勇気に感銘を受けた。彼らもまた立ち上がり、巨大うんこに立ち向かった。一人、また一人と人々が集まり、力を合わせて巨大うんこを攻撃し続けた。そして、ついにその巨大うんこは崩れ落ちた。 人々は喜びの声を上げ、再び街は元の姿に戻った。しかし、うんこ・コングの現象がいつ再び起こるかは分からない。人々はこの経験を忘れず、常に備えをすることを決意した。 ユウキは英雄として称えられ、彼の勇気と結束力は人々の心に深く刻まれた。巨大うんことの戦いは、人々にとっての試練となり、新たなる絆を生み出すきっかけとなったのだ。 そして、人々は不確かな未来に向かって、勇敢に歩みを進めていくのであった。