2023/09/18 00:01
短編小説「うんこ最強」
ある日、世界中の人々が突如として「うんこ」の力を手に入れた。それはただの排泄物ではなく、驚異的なパワーを秘めた存在となっていた。 主人公の高校生、山田太郎もその力を手に入れた一人だった。彼は普段は地味で目立たない存在だったが、うんこの力を使うことで強さを手に入れ、他の人々と差をつけることができるようになった。 ある日、山田は学校でいじめられている同級生、田中を助けるためにうんこの力を使うことを決意する。田中はいじめっ子たちに囲まれて泣き叫んでいた。山田は決意を胸に、力を練り上げる。 「うんこ最強！」山田はそう叫びながら、体を力強く振り下ろした。すると、彼の体からは驚異的な力が放たれ、いじめっ子たちは一瞬で吹き飛ばされた。 田中は驚きながらも山田に感謝の言葉を述べる。「山田くん、ありがとう！君の力がなかったら、僕はどうなっていたか分からないよ」 山田はにっこり笑って言った。「いいや、田中。みんなが幸せになれるなら、この力を使ってやる！」 以降、山田はうんこの力を使って町の平和を守る「うんこヒーロー」として活躍することとなった。彼はいじめられている子供たちや弱者を守るために、日夜戦い続ける。 しかし、彼は徐々にその力に疑問を抱くようになっていく。何度も戦いを繰り返し、うんこの力で敵を倒すことに疲れを感じたのだ。 「この力で本当に正義を守っているのだろうか？」山田は自問自答する。「どんな強さでも、人々の心を救うことはできるのか？」 彼は悩んだ末に、うんこの力を封印する決意をする。彼は町の人々に別れを告げ、一人静かに暮らすことを選んだ。 数年後、山田は普通のサラリーマンとして生活していた。彼はうんこの力のことを忘れようとしていたが、ある日、町に大きな危機が訪れる。 巨大な怪獣が町を襲っていた。人々は途方に暮れ、どうすることもできずにいた。そんな中、山田は遠くからその様子を見ていた。 彼は心の中で決断を下す。「この力を使って、みんなを守るんだ！」 山田は再びうんこの力を解放し、怪獣との戦いに挑む。彼は力強く闘い、最後は怪獣を倒すことに成功する。 町の人々は山田に感謝し、彼を英雄として称える。しかし、山田は微笑みながら言った。「うんこの力だけでは、本当の平和は守れないんだ。みんなで支え合って、心を通わせることが大切なんだよ」 山田の言葉に、人々は深く頷いた。彼の言葉は心に響き、町はより一層結束することとなった。 そして、うんこヒーローとしての活動をやめた山田は、普通の生活に戻ることを決める。彼は人々の心を救うために、日々努力し続けるのだった。